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28日の日曜日の夜
愛猫の小三太が永眠しました。
翌日29日は友引で霊園がお休みだった為、30日、姪っ子たちの描いてくれた絵やお手紙、たくさんのお花、チーカマに囲まれ、荼毘に付されました。


少し前に大きな傷を負い、なんとか回復したけれど、それをきっかけにガクガクッと弱ってしまって。
最近は紙オムツをつけていたくらい。
亡くなる前々日の金曜日、妹から「もうダメかもしれない」と連絡を貰い、iPhoneのFaceTime越しに見た横たわる姿が、最後になってしまいました。

14歳。

野良猫の寿命は4、5年と聞きますが、最近の家猫ちゃんは20年とかそれ以上、長生きするケースも多いそうですね。
平均は12歳らしいから、14歳なら立派な大往生か。



2浪が決まってすぐのボッコリと凹んでいた春に、偶然あの子を拾いました。
まだ生まれたてで初乳もろくに飲んじゃいないだろう、ネズミのように小さい姿で。
ミルクをあげて下の世話して育てたから、私にとっての息子。


あの子
線路沿いの土手っぺりの草むらに
固く口をしばった、真っ黒なゴミ袋に入れられて、捨てられていました。
生ゴミのように。

見つけた時、全身の血が沸騰して逆流する感じがした。


でも、どうしよう。社宅じゃ飼えない。
近所でやってた青空市場なら、人も集まるし貰い手が見つかるかもしれない。
あの子を手のひらに乗っけて、出向いて、市場を行き来する人に声をかけまくって。

猫、飼えませんか。
猫、飼えませんか。

みんな可愛いねって言うけど、続けてこう言う。

そんな小さいの無理だよ。
そんな小さいの、すぐ死んじゃうよ。
すぐ死んじゃうよ。


悔しくて悔しくて、悲しくて悲しくて。

絶対あんたをここで死なせない、絶対生かせてやる。生きような、生きような。
そう呟きながら泣いて連れて帰って、両親に頭を下げた。

幸運だったのは、我が家がその数ヶ月後に一軒家に引っ越すタイミングだった事。
父の教えが「生き物の命は大切にしなさい」だった事。
私が浪人決まったばかりで、暇で育児できた事。

そうして家族になった小三太くん。

拾われた当時よりも一層賑やかになった家族みんなに見守られ、小三太、小三太、と声をかけられる中、天国へ召されたそうです。

小三太くん、あなたは幸運な子だった。
大きくなってからも何度か死にそうになったけど、その度に偶然と幸運に救われた、奇跡の猫だった。
そんなあなたに出会えた私たち家族みんな、幸せだったよ。


帰ってあげられなかった事、許してね。
ごめんね。ごめんね。
愛してるよ。