カフカは、昔、知り合いから「漫画家の西原理恵子さんが好きらしいですよ」と聞いた事がきっかけで、少し探った事がある。

同時期にカフカの生まれ故郷であるチェコのキュビズム建築に興味を持ち始めていたので、数奇な縁を感じた。

でも、暗く、虚しい世界観に(ある意味鋭いと言えるのだけれど)あまりハマる事は無かった。

その少し後、怒髪天の「虫けらブンブン」という歌を聞いて、身震いした。
カフカの作品「変身」と、一人の男の人生とを重ね合わせた悲哀の歌詞。こんなに上手く引き合いに出して綴れるものなのか!と素晴らしくて、天才!と勝手に騒いだのを覚えている。

さっきの山村さんのアニメーションも、カフカの幻想というか夢遊病的な不思議な世界観を、素晴らしく表現しきってると思う。

どちらもカフカ好きなら、ぜひ。
因みに私はカフカ好きというより、チェコ好きです。


お次は村田朋泰監督「睡蓮の人」。
ミスチルの「HERO」のPVアニメーションを手掛けた作家さんの、少し前の作品。